九頭竜大社からのお知らせ
2014年3月16日 講話
神の御心(教主講話)
信仰とは、いかに目に見えない神の御心を見出すことができるかだと思います。本当に必要なものは目には見えないのです。神の御心とは何かを、なかなか一言で表現することは難しいですが、九頭竜大社の教えにそのヒントを見出すことができます。
九頭竜大社の教えに「人は衆人愛語、慈悲でなければならない」とあります。「人はわけへだてなくよい言葉を用い、慈しみや思いやりの心をもって周りに接しなければならない」ということです。このような当たり前といえば当たり前のことが、神の御心に適うのです。
しかし、この世では、人に対して思いやりをもって接しても、裏切られたり、損をしてしまったりということがよくあります。人間は恩知らずであることが多いのです。しかし、九頭竜弁財天大神様は必ず見ていてくださいます。その目に見えぬ神の世界から必ず返ってくるものがあります。
皆様方が神様の前でお祈りなさるとき、自分の欲だけのお願いをするのはあまりよいこととは思いません。自分の願いが叶うことによって周りがよくなる、幸せになる、そのような祈りならば、必ずや神様の御心に適い、どんどん幸いにお導きいただけるものと存じます。
九頭竜大社の教えは決して理解するのが難しいものではありません。実践するかどうかなのです。どうぞ皆様、今後ともよい信仰生活をお続けください。
九頭竜大社 教主 大西 正美