九頭竜大社からのお知らせ
2015年3月4日 講話
比叡山を望む
3月になりました。早朝、境内より比叡山を望みます。
霧がかかった比叡山です。青空も見えてきました。
九頭竜大社は今年で御発祥より61周年となります。
61年前、なぜ、九頭竜弁財天大神様はこの八瀬の地に御発祥になられたのか?よく思うことがあります。
人間の私に神様のお心が分かろうはずもないのですが、きっと神様は、これから先何百年も、千年の時を超えてお鎮まりになり、その大きなお力を発揚してゆかれるために、この八瀬の地をお選びになったに違いないと思うのです。
左京区八瀬は、京都市の中心街からは少しはなれた、高野川の上流、比叡山の麓の風光明媚な場所です。神様がお鎮まりになるにふさわしい場所だと思います。ふらっと何かのついでに立ち寄るような場所ではないですが、静かな心で神様に向き合おうとする真摯な気持ちをお持ちの方であれば、決してお参りするのに無理がない、そんなちょうどよい場所に鎮座なさっているやに思うのです。
心静かに神様と向き合ってお参りをなさりたい方々にとって、九頭竜大社は打ってつけのお社だと思います。是非、お参りくださいませ。