九頭竜大社からのお知らせ
2015年12月20日 講話
布で玉を磨くように(教主講話)
無理をして頑張ってもなかなか思うようにはならないもの。大切なのは「焦らないこと」です。
願いが叶うには「今だ」というタイミングがあります。
九頭竜弁財天大神様は、もっともいい時期に願いを叶えてくださいます。
おすがりしたら、すべて神様にお任せする、願いが叶う時期は神様にお任せする。
願いが叶ったら、慢心は禁物。
おみくじのなかにも「心をおごるなかれ」とあります。
順調にことが運びますと、自分の努力で成し遂げたと考えがちですが、決してそうではありません。
周りで支えてくれた人達、そして「目に見えぬ神の守護」への「感謝」が肝要なのです。
九頭竜大社の教えのなかに、厳しい荒行のようなものはありません。
サンドペーパーで急いで磨くのではなく、柔らかい布で、ゆっくりと玉を磨くがごとく、『心の器づくり』をすすめるのです。
そうやって時間をかけて『心の器づくり』をすすめてゆけばよいのです。
何かと慌ただしい年の瀬でございます。皆様方、どうぞよいお年をお迎えください。
九頭竜大社 教主 大西 正美