九頭竜大社からのお知らせ
2018年1月1日 講話
平成30年 教主 年頭の辞
平成30年、新年明けましておめでとうございます。
お蔭をもちまして、旧年も一年を通し多くの方々にお参りいただき、諸祭典がすべて恙なく執り行われました。
九頭竜弁財天大神様はたいへんなお力をお持ちの慈悲の女神様です。母親は、多少子どもが無茶でわがままなことを言っても、あやしたり、その願いを聞いてあげたりするものです。神様もそうなのです。
素直になって、心の底にある本当の願いを神様にお祈りなさってください。そして願いを叶えていただく、神様の守り導きが腑に落ちて分かるようになる、それが信仰のはじまりです。
信仰生活を続けてゆくうちに、いろいろなことに気付かされてゆきます。「あまり自分のことばかりを考えた願い事をしていてはいけないなあ。」「しょうもないことで腹を立てているようではいけないのだなあ。」「感謝の気持ちを忘れてはいけないのだなあ。」と、こんな風にいろいろな気付きがございます。
このような気付きや反省が九頭竜大社の御教え『自然に帰れ』『心の器づくり』の実践につながります。御教えの実践により、いよいよ人生が幸いに向かってゆくのです。
皆さまどうぞ本年もよき信仰生活をお送りください。大神様のお導きにより人生を幸いに歩まれますよう心よりお祈り申し上げまして、年頭の辞とさせていただきます。
九頭竜大社 教主 大西 正美