九頭竜大社からのお知らせ
2019年6月7日 公式ブログ
お姿が出たローソク
月始めの日曜日のことです。社務所の電話が鳴りました。
「お忙しい日にすみません。〇〇と申します。」
「ああ、〇〇さん。どうなさいましたか?」
毎月ではありませんが、大阪からよくお参りをなさる方です。
「実は、娘が写メールをくれまして…。私がお供えしたローソクにお姿が出てるよ、と。娘もお参りしているのです!このようなことは初めてで!しかも娘から連絡をもらって嬉しくて!」
「ああ~~!そうですか!!よかったですね!」
「こういう風にローソクにお姿が出た時はどのようにしたらよろしいのでしょうか?」
お供えしたローソクに、竜の鱗のごとくお姿が出る…九頭竜大社では瑞兆であるとされるのです。お姿が出たローソクは、専用のローソク台にしばらく保管しています。このようにお嬢さまを通してお姿が出たことをお知りになった…これも奇縁…神様からのよいお知らせであるに違いないです!きっと何かがよい方向に動き出すでしょうから…ぜひ明るいお気持ちでお過ごしいただければと…。
「こういう時はすぐにお参りさせていただいた方がよろしいのでしょうか?」
「もちろんお参りいただければよいと思うのですが、そこはご無理がないようになさってください。」
「いや、やっぱりすぐにお参りがしたいです!今から電車に乗ってお参りに行きますね!」
「そうですか!!そのように思われたということは神様が呼んでくださっているのですね!どうぞお越しください。お待ちしています!」
1時間半~2時間ほど後。お参りにお越しになりました。
「〇〇さん、お待ち申し上げておりました。お参りいただいて嬉しいです。」
「ええ、今日はこのようなご縁でお参り出来て本当に嬉しいです!」
とても嬉しい気分でおりますと、1冊の本を差し出されておっしゃいました。
「私が書いた本なのです。贈呈したします。」
「ええ~~!○○さんは本を出しておられる方だったのですね!」
本にはサインもしていただきました!
さっそくその晩から読ませていただいたのですが…〇〇さんの思いが込められた素晴らしい本でした!3歳の子供がいる私にはぴったりの、新しい気付きをいただける素晴らしい本で…子供の成長と共に何度も読み返してみたい、そういう素晴らしい本で…そのような本に出遭え、心より感謝申し上げます。きっと私に幼い子供がいるのをご存知で著書を贈呈くださったのかな…と。
「『九頭竜大社の教え~自然に帰って生きる~』第二版が出たのですよね。娘に読ませてやりたいと思いますので、いただきます。」
「ありがとうございます。嬉しいです!」
この日は多くの方々のお参りで、そしてこのような素晴らしい御縁もあり、本当によい一日でした。