九頭竜大社からのお知らせ
2019年9月26日 公式ブログ
2年ぶりのお参り
ある日のことです。ある男性の方がお参りになりました。
「初めてではないのですが、久しぶりにお参りしまして…もう一度お参りの仕方を教えていただけませんか?」
「ええ、もちろんです。ご案内いたしますよ。」
ご案内申し上げるうちに、思い出されてきたみたいです。9回まわるお千度をなさって社務所に戻ってこられました。
「ああ、よかった。お参りが出来ました。11月24日から受けられる記名入りの特別御守のお申込みはできますか?」
「はい、受付をいたしていますよ。お手数ですが、お申込み用紙にお名前などをご記入のうえお申しつけください。」
お申込み用紙にお書きのお名前が、どこかで見覚えのある…
「〇〇さん…ああ、毎年お申込みくださっている方ですね。」
「そうです。そうなんですよ!北海道から来ました。」
「北海道!それはずいぶんご遠方から。よいお参りでございます。では、特別御守はご郵送申し上げたほうがよろしいですね。」
「ええ、すみませんが郵送してください。去年はいろいろと忙しくて来れなかったのですよ。特別御守も確かお電話でお申込みして郵送していただきました。だから今年は2年ぶりですね。ああ、今年は本当にお参りが出来てよかったです。」
バスの時間まで少しありましたので、社務所で少しゆっくりなさっていました。
「〇〇さんは北海道にお住まいの方で…ずいぶんご遠方からお越しですが、初めて九頭竜大社のことを知るきっかけはどんなだったのですか?」
「いや、本当にひょんなことからでした。テレビ…だったかもしれない。京都の九頭竜大社は奇蹟の社で、お参りされる方の願い事が叶うお社だと。月参りをなさるなど熱心にお参りされる方が多くおられるお社だと。そんな風にお聞きして関心を持ちました。」
「なるほど。そうだったのですね。」
「ええ、それでインターネットなどで調べたら、より関心が湧いてきまして…もう何年前になるのかな…初めてお参り出来たのです!京都に来る機会があって…初めは場所がよく分からなかったのですが、駅の方などが親切に教えてくださって。もっと山奥でたいへんなところかと思っていたのですが、そんなことはなくてよかったです。電車やバスを乗り継いだら意外に簡単に九頭竜大社に来れました!」
「ご縁がおありになったのですね。」
「ええ、そうだと思います。初めてお参りした九頭竜大社が本当に気持ちよくて…それから毎年のようにお参りしていたのですが、去年は京都に来る機会がなかったのです。これからも京都に来たら必ずお参りしますよ!」
九頭竜弁財天大神様は奇縁でもって人を引く神様です。
九頭竜弁財天大神様の守り導きにより、幸いにお過ごしになりますように。
またのお参りをお待ち申し上げております。