九頭竜大社からのお知らせ
2020年12月20日 公式ブログ
燃える宝珠
「こんにちは!」
「ああ、〇〇さん、こんにちは!よいお参りでございます。」
〇〇さんは様々な分野で大変なご活躍をなさっている男性の方です。
「今回は前回のお礼参りなのですよ。少し不思議なことがありまして。」
「はい。どのようなことがおありになったのですか?」
「先日行きつけのコーヒー屋さんで、まあ、ちょっと霊感の強い女性とお話ししていたのです。その女性が言うに、その時に私から「燃える宝珠」のようなものを預かったと。」
「燃える宝珠…でございますか。」
「ええ。で、その方が続いて言うにその燃える宝珠は、私が以前九頭竜大社にお参りした時の「私の思い」のように感じた、と。それで「私の思い」を預かったと思われたその方は、私の代わりに先日九頭竜大社にお参りしてくれたそうなのです。そんなわけですから、私自身もお礼参りに行かなければならない、と思って今日来させていただいたのです。」
「何とも不思議なお話でございますね。」
「ええ。それでその方がその燃える宝珠を絵に描いてスマホに送ってきてくださったのですよ。画像データ出しますね…この絵なのです。どうぞ見てください。」
「拝見させていただきます。ええっ( ゚Д゚)これは九頭竜大社の御神紋によく似ていますよ!ご本殿のところにあります。」
「ご覧ください。こちらが九頭竜大社の御神紋ですよ!」
「ええっ!!!すご~~~~~い!!!」
なんとも不思議なお話でございます。
「〇〇さん。お礼参りということは…前回何かを神様にお願いなさったのですね。」
「う~~~~ん。私の場合はですね…神様に「何かを具体的にお願いする」という感じではないのですよ。」
「ああ、そうでいらっしゃるのですね。」
「ほら、神様にはこのようにお祈りするといいですよ、ということが世間で言われているじゃないですか。「神様には感謝の心だけを捧げるのです。」「私はこのようにします、と宣言する。」「このようになりました、ありがとうございます、と、願いが実際に叶う前から御礼を伝えるのがいい。」とか、いろいろありますよね。」
「はい。」
「私もいろいろやってみて、いろいろなことがあったのですけれども…私はそのいずれでもないのですよ。」
「そのいずれでもないとなると…「具体的には願われずに、神様にすべてをお任せする・ゆだねる」という心境でいらっしゃるのでしょうか。」
「う~~~~ん。。そこは…まあ、ね。私なりに神様への向き合い方はこんな感じがいいな、というのが最近あって。それがとてもいい感じなのですよ。」
なるほど。人は皆、一人ひとり違い、神様への向き合い方も人それぞれなのですね。
そして今回も本当に…不思議なお話でした。