九頭竜大社からのお知らせ
2021年1月21日 公式ブログ
あの世のお話
「〇〇さん、こんにちは。」
「ああ、正浩さん、こんにちは。」
〇〇さんは芸能の世界でご活躍なさっている男性の方です。数年前から毎月のようにお参りなさっておられます。境内でこんなお話をいたしました。
「正浩さん、私ね、あの世を見てきたことがあるのです。少し聞いていただけますか。」
「ああ、そうなのですね。どんな感じだったのですか?」
「はい。若い頃に事故に遭いまして…生死の境をさまよったのです。不思議な体験をしました。。ベッドの上に寝ている自分の姿が見えるのです。近くに来て心配してくれている人達に声をかけるのですが…誰も私に気づいてくれないのです。手で触れようとしてもすり抜けてしまうのです。」
「なるほど。」
「ええ。だからもうとても孤独なのですね…そして、事故に遭って四十九日目に…あれって本当なのですね…あの世からお迎えが来たのです。」
「どんな感じでお迎えが来るのですか?」
「はい。光の玉が来て、私をあの世に導いてくれるのです。もうこの世のどの人に声をかけても気付いてもらえない…孤独だったのです。だから自分に気付いてくれた存在が嬉しくて…その光の玉についていったのです。」
何かすごい話になって参りました( ゚Д゚)
「そしてあの世に行った私は…もっと不思議な体験をしたのです!」
「どんなことがあったのですか?」
「あの世に行くと…私の前に竜神様が現れたのです。私はその尊いお姿を見て、ああ、九頭竜様だ、と直感したのです。」
「ええっ!?それでどうなったのですか?」
「それで…私は九頭竜様の背中に乗せていただいたのです。竜の背中に乗って、あの世の様々な世界、地獄から天国まで見せていただいたのです。」
「ああ、竜神様はあらゆる次元を超えてゆける存在といわれますからね…」
「はい。それはもうとんでもない体験でした。地獄の方はそれはそれは苦しみが繰り返すような世界で…」
「私はそちらの方はあまり関心がありません。上の方の明るい世界、神様の世界はどうなってましたか?」
「ああ、天国はもう本当に素晴らしい世界です!ただ、神様方がおられるような尊い世界に行くともう本当に明るくて…私には眩しくてそのお姿が捉えられないのですよ!!」
「ああ、なるほど。そうなのでしょうね。」
「そんな体験をして、この世に還ってきたのです。あの世の世界を見せていただいた私なのです。そこで私なりにある法則のようなものを学ばせていただいたのです。」
「はい。どんなことでしたか?」
「天国に行くかそうでない世界に行くか、この世で幸せになるか不幸になるか、それはとてもシンプルなことだということです。「明るく、軽く、あたたかく」が上にゆく「暗く、重く、冷たく」が下にゆく、たったそれだけ。この世の世間体のようなものは一切関係ないですよ。たったそれだけだったのです!」
「そうでしたか。やはり神理はシンプルなものなのですね。」
「ええ、そうなのです。正浩さんの著書『九頭竜大社の教え』。私も読ませていただきましたよ。やはり後継ぎの神主さんですね…さすがです。よく神理を捉えておられますよ!」
「そうおっしゃっていただけるのは光栄です。ありがとうございます!」
今回はものすごいお話をお聞かせいただきました。このような体験もあって〇〇さんは毎月九頭竜大社にお参りなさるのですね…
九頭竜弁財天大神様の守り導きのもと、一層ご活躍になりますように。