九頭竜大社からのお知らせ
2022年3月20日 公式ブログ
九頭竜さまが夢に
「正浩さん、こんにちは。ちょっとお話しさせていただいてよろしいですか。」
「ああ、〇〇さん。いかがなさいましたか。」
〇〇さんは二ヶ月に一度は必ず大阪からお参りなさる女性です。9回まわるお千度をなさる前に、私にお話しくださいました。
「私、前にも正浩さんにお話しさせていただいたことがあったでしょう、九頭竜さまの夢を見たって。また見たのですよ。」
「ああ、またご覧になりましたか。以前は、まさに雅楽殿のあの九頭竜の絵と同じお姿でお出ましになったとお話しくださいましたね。その時は少しおつらいことがおありの時で本当に心が救われたと。今回はどんなお姿でお出ましになられたのですか?」
「同じなのですよ。無限に人を救い、揺蕩って神界に上ってゆかれる九頭竜弁財天大神様。あの九頭竜さまのお姿なのですよ。」
「わぁ~そうですか!すごいですね。それでまた何かよいことがおありになったのですか?」
「はい。あったのですよ。ある人との人間関係がこじれて、長い間とても悩んでいたのですが、すごい夢を見て2~3ヶ月でその悩みがすっーーっときれいに取り除かれたのです。」
「ああ、なるほど。」
「九頭竜弁財天大神様は、本当に不思議なお力をお持ちですね。すーーっときれいに取り払われるのですね。その困った人と関わらなくてよいように導いてくださったのです。驚きましたね。」
「ああ、そのようなお話は他にも聞いたことがありますね。大神様は、よからぬ縁やもう不要になった縁であれば、きれいにすぱっと切ってくださる、と。」
「ええ、まさにそうでしたね!それともう一つ、いいことがあったのです。昨日、娘が無事に出産したのですよ。今日はそのお礼参りでもあるのです。」
「それこそ素晴らしいことではないですか!尊い、新しいご縁ですね。おめでとうございます。」
「私はそんな体験もあるものだから、お千度の時、あの九頭竜さまの絵の前が一番落ち着くのです。だから、雅楽殿の戸が開いているお昼間にお参りさせていただいているのですよ。」
なるほど。このような不思議な体験をなさる方もおられるのですね。
九頭竜弁財天大神様の守り導きのもと、幸いに歩まれますように。
書籍『九頭竜大社にお参りする人達から聞いた50の素敵なお話』