九頭竜大社からのお知らせ
天地に轟く(講話)
ある日のことです。社務所で巫女さんがこんなことを私に尋ねてきました。
「正浩さん。昨日正浩さんが席を外されていた時のことです。よくお参りなさる男性が、社務所で授与している日拝詞(九頭竜弁財天聖経)の中にあるこの部分の意味についてご質問になられました。私は長年巫女をしているのですが、このようなご質問をいただいたのは初めてでお答え出来なかったのです。達筆で漢字が読めない部分もあります。これはどのような意味なのですか?」
なるほど。確かにこのようなご質問をなさる方はあまりおられません。
祓魔浄身神妙地 (ばつまじょうしんしんみょうち)
積善延寿修養地 (せきぜんえんじゅしゅうようち)
無比神秘驚善人 (むひしんぴきょうぜんにん)
九頭竜教轟天地 (くずりゅうきょうごうてんち)
九頭竜弁財天大神様が鎮座されるこの地は、
魔が祓われ身浄まる神々しく妙なる地である。
命長く末永く善を積み、心を磨き高める地である。
神秘なること比類なく、ご縁ありお参りなさる善き人々の心を打ち、驚かせる。
「天地清浄(自然に帰れ)」「祓魔浄身(心の器づくり)」
九頭竜大社の御教えは、天地に轟く。
奇蹟の社 九頭竜大社を表現した漢詩で、九頭竜大社開祖 大西正治朗の揮毫です。
いかがでしょうか?
九頭竜大社によくお参りなさりご縁ある方々は、その通りだと共鳴なさるのではないでしょうか。
どうぞ皆様、九頭竜弁財天大神様の守り導きのもと、幸いに歩まれますように。
九頭竜大社 教嗣 大西 正浩