九頭竜大社からのお知らせ
2022年8月8日 公式ブログ
お守りを持たせてやります
ある日の午後のことです。交通安全のお祓いがございました。ご本殿で祝詞を奏上し御祈願申し上げた後に、境内の石段を下りて駐車場に行き、お車のお祓いをいたします。お祓い申し上げて、石段を上がってご本殿に戻る時に、月参りをなさっている会社経営の男性とお会いしました。
「〇〇さん、こんにちは。お帰りですか。いつもは朝にお参りなさっておられますが、今日は午後でいらっしゃったのですね。」
「そうなのですよ。今月はこれが2回目のお参りなのです。いつもは朝に9回まわるお千度をさせていただくのですが、今日は正面だけお参りさせていただいて、お守りを受けに来たのです。」
「そうなのですか。何かおありになったのですか?」
「実は私の会社で一緒に頑張ってくれていたベトナム人の男性が故郷に帰ることになりまして、今日は我が家で送別会なのです。彼に九頭竜大社のお守りを持たせてやろうと思いましてね。」
「そうでいらっしゃいましたか。寂しくなりますね。」
「そうですね。ベトナムに帰ってしまいますけれども時々は仕事で日本に来るようですし、オンラインなども繋がりますからね。これからも彼とはいい関係が続きそうなのですよ。九頭竜弁財天大神様にお守りいただけますよう、身肌守と水晶竜守にしました。彼に持たせてやります。」
九頭竜弁財天大神様の守り導きのもと、これからも海を越えてよきご縁をお続けになりますように。そして、一層ご活躍になりますように。