九頭竜大社からのお知らせ
2022年9月20日 公式ブログ
欧州でお札に手を合わせます
「おはようございます。」
「ああ、〇〇さん。おはようございます。」
〇〇さんはここ近年、年に数回ご本殿でのお祓いをお受けになる男性です。今回は奥様とご一緒にお越しになりました。
ある会社の欧州事業の責任者でいらっしゃり、心身ともに健やかに事業の黒字化実現ができるよう、大神様にお願いされました。
ご本殿で祝詞を奏上し、願意をお取次ぎ申し上げました。お祓いの後、ご本殿の脇で〇〇さんとお話しいたしました。
「〇〇さんは近年、年に何度かは九頭竜大社でお祓いをお受けになりますね。」
「そうなのですよ。覚えていてくださりありがとうございます。」
「このように九頭竜大社にお参りなさるようになったきっかけはどのようなことだったのですか?」
「数年前、子どもの学校の関係で京都に住んだことがあったのです。そこで近くにどのような所があるのかネットで検索いたしましたら、九頭竜大社にヒットしました。公式HPや様々な情報に触れ、実業家の方も多くお参りされていると知りたいへん興味を持って初めてお参りしたのです。」
「ああ、なるほど。」
「初めてお参りさせていただいて、お千度をいたしました。9回まわるお千度がいいな、と感じました。境内からは比叡山も望め、とても気持ちよかったのです。」
「そのようにお感じいただけて嬉しいです。」
「それから何度もお参りさせていただきました。9回まわるお千度をしていると、自分を見つめなおすことが出来ます。それに仕事をしていて、ああ、大神様にお守りいただいているのだなぁと、強く感じます。不思議なことなのですが、本当にそのように感じるのですよ。いつも九頭竜弁財天大神様にお守りいただいていると実感しているのです。」
「欧州事業の責任者でいらっしゃるということは、今は欧州にお住まいで、帰国なさった時に九頭竜大社でお祓いをお受けになっておられるということなのですね。」
「はい。その通りです。いつも帰国した時には九頭竜大社でお祓いを受けているのです。お祓いの後でいただく木札がございますね。今の私はフランス在住なのですが、お祓いの木札を持って海を渡ります。そして住まいのマンションでこの木札をお祀りしているのです。事あるごとにお札に手を合わせ、お力をいただいているのですよ。」
〇〇さんはお祓いの後、ご夫婦で9回まわるお千度をされお帰りになりました。
九頭竜弁財天大神様の守り導きのもと、遠い欧州の地で一層ご活躍になりますように。
そして、またのお参りを心よりお待ち申し上げております。
書籍『九頭竜大社にお参りする人達から聞いた50の素敵なお話』