九頭竜大社からのお知らせ
2023年2月26日 お知らせ
9回まわるお千度の作法について
九頭竜大社の9回まわるお千度の作法について
昭和29年11月24日が九頭竜大社御発祥の日です。翌年の昭和30年3月9日に、九頭竜弁財天大神様は初代御神木の元に御鎮座なさいます。
その昭和30年3月に、熱心にお参りする方々が、自然とご本殿の周りをまわってお千度をなさるようになりました。あるお参りの方が開祖に「ご本殿の周りは何回まわるのが望ましいですか?」と尋ねられたところ、「9回でよろしいですよ。」と開祖は答えました。九頭竜弁財天大神様のご祭神名に因むとも、一桁で最大の数である「9」が無限の加護をあらわすともいわれます。
このように、九頭竜大社の9回まわるお千度は、御発祥ほどない頃にお参りの方々により自然と始められ、開祖のことばによりまわる回数が9回となりました。
昭和30年当時のお千度における一礼箇所は、ご本殿の正面・裏・御神木の3箇所でした。その後、社殿が大きくなり、境内も整備されてゆきます。昭和41年にはお滝の上に御発祥の石碑が出来ます。平成5年に新本殿(現在のご本殿)が建立され、それに伴い旧本殿跡が出来ました。平成17年には初代御神木がお役目を終えられ、現在の御神木に引き継がれます。平成24年に蛇石、令和2年には九頭竜絵と、ご本殿の周りにたいへん尊いご奉納がなされました。このように社殿・境内の佇まいが変遷するなか、何千・何万、数多のお参りの方々がそれらの存在に御神威を感じられ、自然と一礼をされるようになりました。
よって今日、多くの方々が一礼をなさっている以下の8箇所を、九頭竜大社より公式に、お千度における一礼箇所としてご案内させていただくことといたしました。
9回まわるお千度における一礼箇所【以下にお示しする①~⑧の8箇所です】
①ご本殿正面 石段下
②九頭竜絵
③蛇石
④初代御神木
⑤現在の御神木
⑥御発祥の石碑
⑦旧本殿跡
⑧ご本殿の真裏
多くのお参りの方々が自然と一礼をなさるようになった神聖な場所でございます。公式HPにても動画でご案内申し上げております。以下のリンクよりご覧ください。
また、社務所においても動画を流し、参拝作法を分かりやすく記した案内パンフレットを配布いたしております。ぜひご参照ください。
九頭竜大社にご縁ある方々がよいお参りをなさいますよう、心より願っております。