九頭竜大社からのお知らせ
災いを取り除く神 (教主講話)
九頭竜弁財天大神様は、災いを取り除き人生を幸いにお導きくださる慈悲の神です。この災いを取り除いてくださるということは、本当に有難いことだと思います。
何か志を立てて願いごとをするにも、まずは災いなく健やかに過ごせていてこそなのではないでしょうか。
九頭竜大社では「人は目に見えぬあざを持って生まれてきている」と伝えられています。生まれた時から持っているあざ、因縁のあざですね。前世からの業縁ともいえます。
人生を歩むにおいて、この「目に見えぬあざ」を取り除くために避けられないこともあろうかと思います。それらを乗り越えて何かに気付き、幸いに生きていくのが人生の大きな目的なのです。
九頭竜弁財天大神様はそのようないろいろなことがある人生を、大難を小難に、小難を無難にし、幸いにお導きくださる慈悲の神です。
これは私の実感なのですが、日々神様にお祈りをすることに油断があってはいけないのです。おみくじのお言葉のなかにも「油断せず神を信じよ」とありますが、これはその通りです。
神様にお祈りするときにあまりに形式にこだわる必要はありませんが、油断をしたり気が抜けてしまったりしていてはいけないのです。油断が続いてしまっていると、自分にとって好ましからざる出来事が起こるなどして、大神様からお知らせをいただくことがあります。どうかそのお知らせにお気づきください。
朝夕に神棚で九頭竜弁財天大神様の神札に日々お祈りを捧げる。朝は「今日も一日家族みな息災に無事に過ごせますように」と。夕は「本日も幸いにお導きくださりありがとうございました」と。このようなお祈りを、日々油断をせず、心を込めて行うことが大切です。そして、月に一回、あるいは事あるごとに九頭竜大社にお参りください。
九頭竜弁財天大神様は、災いを取り除く神です。大難を小難に、小難を無難にしてくださる神です。
九頭竜弁財天大神様の守り導きのもと、皆様方が幸いに歩まれますように。
九頭竜大社 教主 大西 正美
開祖、現教主が語った数々の講話をご紹介し、九頭竜大社の御教えが分かりやすく綴られる書籍『九頭竜大社の教え~自然に帰って生きる~』は、下記リンクよりご参照願います。