九頭竜大社9回まわるお千度が有名な社

御発祥７０周年修繕事業の一環として3月10日より行われておりました参篭殿修繕工事が無事に完了いたしました。

 

 

昭和47年建立の参篭殿。お屋根全体の傷みが著しく、建物各所で雨漏りが発生するなど深刻な状態でした。すべての古い板金を解体し丁寧に下地を整え、新たに強固な板金を貼り麗しく修繕いたしました。また、雨樋も新調いたしました。

 

 

 

 

軒天の傷みも著しいものでした。古い軒天を撤去したうえで下地を補修し、新たに耐久性の高いケイカル板を貼り塗装をいたしました。

また、建物全体にクラック(ひび割れ・亀裂)が見られ、こちらも予断を許さない状態でした。屋根修繕の足場を十分に活用し、表裏・高所低所ともクラックを修繕するシーリング作業・補修作業が隈なく施されたうえで、建物全体の塗装が行われました。

 

 

 

修繕工事の最終日。浄めの小雨が降るなか、建物全体を覆っていた足場や仮囲いが撤去。

 

 

 

麗しく修繕された参篭殿がその姿を現しました。

 

参篭殿修繕工事の1ヶ月間、ご協力を賜りまことにありがとうございました。

 

 

 

参篭殿修繕工事は、九頭竜大社御発祥70周年に当たる令和6年より翌本年 令和7年6月末日にかけて境内各所の修繕が進められる「御発祥70周年修繕事業」の一環として行われました。すでに修繕事業にご協賛くださいました方々・お力をお貸しくださいました方々に心より感謝申し上げます。

 

御発祥70周年修繕事業につきましては下記リンク先のページをご参照願います。本年6月末日に至るまで引き続きご協賛を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

• 御発祥70周年修繕事業