九頭竜大社からのお知らせ
2019年1月1日 講話
平成31年 教主 年頭の辞
平成31年 新年明けましておめでとうございます。
開祖帰幽三十年に当たった旧年平成30年は、「開祖帰幽三十年 おつなぎ所・雅楽殿 修繕事業」が無事に完遂されました。
おつなぎ所、雅楽殿はともに昭和30年代に建立され、傷みがたいへん著しい状態でした。大神様の守り導きのもと修繕事業は順調に進み、ともに建立当初の姿を伝えつつ、しっかりとした修繕が行われました。
本事業では多くの方々のご協賛、ご協力をいただきました。まずもって心より御礼申し上げます。
苦しい時、たいへんな時には、お守りください、お助けください、と、藁にもすがるような思いで一心にお祈りください。九頭竜弁財天大神様は必ずその願いをお聞きくださっているのです。
そして願いを叶えていただく、人生がよい方向に向かってゆく、「ああ、神様は私を守り導いてくださっているのだ」と、腑に落ちて実感する、それが信仰の始まりなのです。
そして心に余裕が生まれてくれば、周りの人達に思いやりをもった生き方、神の御心に適った生き方をぜひ目指していただきたく思います。
やはり大切なのは「感謝」の心。心に余裕がなければ、不足不満でいっぱいでは、自分に関わる人達のために生きることはできないはずです。
明るく穏やかに、感謝の心を持って生きる自分をつくってゆく、そういうことが大切です。それが九頭竜大社の御教え「自然に帰れ」「心の器づくり」なのです。
この新しき年、平成31年も皆さま方にとり素晴らしい一年になりますようお祈り申し上げ、年頭の辞とさせていただきます。
九頭竜大社 教主 大西 正美