九頭竜大社からのお知らせ
2021年3月6日 公式ブログ
おローソク立てた?
ある日のお昼前のことです。お参りになったあるご年輩の女性の方が私にお話しくださいました。
「正浩さん、実は不思議なことがあったのです。聞いていただけますか?」
「はい。どんなことがあったのですか?」
「先日ね、息子が大事な仕事の会議に臨まなければならなかったのです。私はそれが心配で…息子に内緒で九頭竜大社にお参りして、ちょうどその会議の時間帯におローソクをお立てして帰ったんです。」
「なるほど。」
「ええ、それでその日の夜です。息子がああ、疲れたといった感じで帰ってきました。そして開口一番「お母さん、ひょっとして今日、九頭竜さんにお参りしておローソクを立ててくれた?」と聞いてきたんです。内緒でお参りしていたのですよ!びっくりしました。」
「へぇ~~~そうなのですね。ご子息様はどうしてそんな風に感じられたのですか?」
「はい、それがね。息子が言うには会議はやはり大変だったみたいなのです。交渉はとても難しかったのだけれども、不思議なことにその場でどんどんよい考えが湧き出してきたというのです。だからこれは、もしかして私が九頭竜さまにお参りしておローソクを立ててくれているのではないか、と、そんな風に感じたらしいのです。」
「ああ、そういうことがあるのですね。不思議なことですね。」
「ええ。本当に不思議なことです。九頭竜弁財天大神様が息子にお力を与えてくださっていたのですね!本当に有難いことでした。」
九頭竜弁財天大神様は、このようにして人を守り導かれることもあるのですね。
大神様の守り導きのもと、幸いに歩まれますように。