九頭竜大社からのお知らせ
2021年3月20日 公式ブログ
それがご縁ですね
ある日の午後のことです。京都市内某所に家屋清祓い祭典にお伺いいたしました。
「〇〇さん、こんにちは。」
「ああ、こんにちは。今日はありがとうございます。」
〇〇さんは毎月お参りなさる若い男性で、よく御祈祷やお祓いもお受けになります。
今回は新しくお家を買われ入居なさるにあたり、家屋清祓いの出張祭典をお申しつけくださいました。祝詞を奏上、家の中を隈なくお祓い申し上げました。
「ありがとうございます。すっとしました。これで安心して進んでゆくことが出来ます。」
「こちらこそご縁をいただき感謝申し上げます。」
「本当に、九頭竜弁財天大神様にはいつもお守りいただいているのですよ。」
「そうですか。〇〇さんは毎月お参りなさっておられますね。いつ頃から九頭竜大社にお参りなさるようになったのですか?」
「ああ、それは4年前なのですよ。それまで7年間ほどはアジア諸国に海外赴任していまして日本に帰ってきたのです。それからお参りするようになったのです。」
「そうなのですね。どのようなきっかけで九頭竜大社のことをお知りになられたのですか?」
「それが少し不思議なご縁なのです。私の叔父がある会社の社長だったのです。私は小さい子どもの頃、その叔父に連れられて九頭竜大社によくお参りしていたそうなのです。私自身はあまり覚えていなかったのですが、帰国した時に母からその話を聞かされました。」
「なるほど。」
「帰国したのを機に独立して、会社を経営することになったのです。私は、社長だったその叔父のことがとても好きだったのです。叔父はもう亡くなっていますが…母からさっきのお話を聞かされて、何かご縁のようなものを感じました。そしてお参りするようになったのがきっかけですね。」
「そうですか。〇〇さん、子どもの頃からご縁がおありだったのですね。」
「ええ、ありがたいことですよ。実際、九頭竜大社にお参りするようになってから、仕事も家庭もとてもうまくいくようになったのです。子どもたちも元気ですし…特に下の女の子はいつでも元気ですからね。」
「ああ、それはよかったです。」
「ただ2年前に母が倒れたことがあって…九頭竜大社で御祈祷をしていただきましたでしょう。」
「はい。そういうことがございましたね。」
「あの時も九頭竜弁財天大神様にお助けいただいたのですよ。まず私が、倒れている母を発見するのが早くてよかったです。結局母は2ヶ月入院することになりました。御祈祷をしていただいて…そのお下がりのあの甘い粉薬のお守りを飲ませていたのです。」
「ああ、護符さんでございますね。」
「そうそう、護符さんです。護符さんをいただいて、母は無事に回復してくれました。母が言うにはね、入院の最初の1ヶ月のことは覚えていないそうなのです。なのに不思議と、護符さんをいただいていたことだけは覚えていると言うのです。母も大神様にお助けいただいたのですね。」
「それは本当によかったです。」
「この家もね、本当にご縁があって手に入ったのです。他にもいいな、と思う物件があったのですけれども、考えているうちに他の人が買ってしまったりして…でも、それがご縁ですね。初めてこの家に入った時も全く違和感がなくて、とても気持ちがいい感じがしたのです。」
「ええ、おっしゃる通りですね。私も祭典を執り行っていて、とても気持ちよかったですよ。きっとよいご縁なのですよ。」
「そうですよね!来月の初めには、社運隆昌のお祓いにお伺いします。またお電話で予約しますからよろしくお願いします。」
今回も素晴らしいご縁をいただき感謝申し上げます。そして、よいお話をお聞かせくださり、ありがとうございました。