参拝作法のご案内
九頭竜大社では発祥当初よりご本殿を時計回りに9回まわり巡拝するお千度を行うなど独特の参拝作法が伝わります。
参拝作法を動画でご覧いただけます
約6分の動画にて参拝作法を一から全てご紹介いたします。
より良いご理解のためにぜひご活用ください。
一礼箇所のご案内
昭和29年11月24日が九頭竜大社御発祥の日です。翌年の昭和30年3月9日に、九頭竜弁財天大神様は初代御神木の元に御鎮座なさいます。
その昭和30年3月に、熱心にお参りなさる方々が、自然とご本殿の周りをまわってお千度をなさるようになりました。あるお参りの方が開祖に「ご本殿の周りは何回まわるのが望ましいですか?」と尋ねられたところ、「9回でよろしいですよ。」と開祖は答えました。このように、九頭竜大社の9回まわるお千度は、御発祥ほどない頃にお参りの方々により自然と始められ、開祖のことばによりまわる回数が9回となりました。
昭和30年当時のお千度における一礼箇所は、ご本殿の正面・裏・御神木の3箇所でした。その後、社殿が大きくなり、境内も整備されてゆきます。昭和41年にはお滝の上に御発祥の石碑が出来ます。平成5年に新本殿(現在のご本殿)が建立され、それに伴い旧本殿跡が出来ました。平成17年には初代御神木がお役目を終えられ、現在の御神木に引き継がれます。平成24年に蛇石、令和2年には九頭竜絵と、ご本殿の周りにたいへん尊いご奉納がなされました。このように社殿・境内の佇まいが変遷するなか、何千・何万、数多のお参りの方々がそれらの存在に御神威を感じられ、自然と一礼をされるようになりました。
よって今日、多くの方々が一礼をなさっている以下の8箇所を、九頭竜大社より公式に、お千度における一礼箇所としてご案内させていただくことといたしました。
9回まわるお千度における一礼箇所
1)ご本殿正面 石段下
2)九頭竜絵
3)蛇石
4)初代御神木
5)現在の御神木
6)御発祥の石碑
7)旧本殿跡
8)ご本殿の真裏